ENERGY電力事業

絶えず押し寄せる波の中に世界の年間エネルギー需要よりも高い3T Wの可能性が含まれています。
また、太陽光や風力よりも高い波のエネルギー密度は、より経済的で安定的な供給を可能にします。

沿岸設置型波動電力装置
“INWave”とは

INWaveは電力系統から孤立している島嶼(島)地域と沿岸地域の波エネルギーを活用して
経済的に電力を生産/供給するインジンの独自の波力発電技術および設備の名称です。

陸上に設置される20 Feet ContainerサイズのPower Generating Unit1台と海洋に設置される
Energy Absorbing Unit1台がの1つのセットであり、1セットは約100~200世帯に電力を供給することができます。

このOnshore Type波力発電設備は、世界に前例のない独自の商用化モデルであり、
波エネルギーを回収するための最小限の設備(Energy Absorbing Unit)を除く、
すべての主要な発電設備は陸上(Onshore)に設置される形態的特性を持ち、防波堤に簡単に設置することができ、
別途の海底送電ケーブルなしで陸上の電力系統に直接連携可能なので、
初期導入コストを大幅に削減する経済的特性があります。

INWaveTM : Onshore-Type Wave Energy Converter (Specification)0

Required Depth 3m+ (Low Water)
Dimension ・Energy Absorbing Unit (海上)
 with Anchor (海底)
・Power Generating Unit (陸上)
・Inverter & Constrol Systems (陸上)
7m(per Side)x1m(H)
20m(per Side)x1m(H)
6m(W)x2.5m(D)x2.5m(H)
Rated Capacity 50~200kW/Set
2.5~10MW/km (Shoreline)
Delivery 18 Months
※ 1 Set = 1 Energy Absorbing Unit + 1 Power Generating Unit + Inverter & Control Systems
※ Size of the Point Absorbing Unit and the Capacity may vary depending on requirements and site conditions.

エネルギー源は沿岸の海上で、
発電自体は陸上で

INWAVEの構造は、波エネルギーを回収するためのブイ(Buoy)と陸上の設備から成立します。

他の波力発電装置では、自然エネルギーである波エネルギーを電気エネルギーに変換するために

①波エネルギー回収、②機械的変換、③電気変換の3ステップのエネルギー変換が、すべて海上で行われています。

陸上まで送電するには、多大な費用を必要とする海底ケーブルが必要となります。

ブイの写真

沿岸

ブイを利用しての波エネルギーの吸収

施設の写真

陸上

ゼネレーター及びコンバーターは陸上施設

INWaveTM
Multi-Directional Energy Harvesting

INWave設備独自の差別化ポイントは、波エネルギーの利用(Power Take Off)方法にあります。

INWaveは海面に自由に動くブイ(Buoy)を浮かべ、ブイには3方向にRopeを接続します。
ブイは波によって様々な方向に揺動し、そのたびに各方向に接続されたロープが引っ張られるようになります。
これにより、波がどのように動いても波エネルギーを非常に高い効率で回収することができます。

従来の方式では、上下あるいは水平方向にのみ波エネルギーを回収していました。

イメージ図 イメージ図

既存波力発電技術のほとんどは、より豊富な波エネルギー獲得のため陸から離れた海に高価な発電設備を設置します。
生産された電力は海底ケーブルを介して陸上の系統に送電する(Off/ Nearshore)ため、高い初期投資費用が必要です。
しかしINWaveでは、発電設備を含むほとんどの設備が陸上に設置されます。

生産された電力は陸上の系統に直接接続されるため、海底ケーブルのコストが不要で初期投資が少なく、
小規模の適用が可能な唯一のOnshore波力発展ソリューションです。